都市機能が集積するコンパクトシティ盛岡市で快適な暮らしを実現
街なかに多彩な施設が集積
「盛岡城」の城下町として発展した岩手県の県庁所在地、盛岡市。市街地を通る中央通り沿いは、県庁や市役所、銀行、オフィスビルなどが建ちならぶ市の政治経済の中心で、毎年夏には、太鼓や笛の音に合わせて踊る「盛岡さんさ踊り」のメイン会場としてもにぎわう。盛岡市では、街の魅力向上やにぎわいの創出のため、コンパクトで効率的な市街地の形成が進められている。これまでに、複合施設「マリオス」や商業施設「クロステラス盛岡」、都市計画道路、「木伏緑地」をはじめとした公園や広場などの整備が完了。街なかにさまざまな施設が集まり利便性が高く、バスや鉄道など市内の公共交通も充実していることから、快適な暮らしを実現できる。
盛岡の歴史に思いをはせる
城下町として発展した盛岡市内には、歴史を感じられるスポットが多い。「盛岡城跡公園(岩手公園)」は、かつて盛岡城があった場所。現在も残る石垣は見どころのひとつだ。この公園の近くにある「茣蓙九」は、江戸末期から明治にかけて存在した商家。川べりの土蔵は、瓦屋根と白壁のコントラストが見事で盛岡を代表する景観といえる。「盛岡」駅からほど近い「旧宣教師館」は1920(大正9)年に建てられた宣教師のための住居で、当時のクラシカルな洋館の雰囲気を今に伝えている。
また、周辺には文化施設も多く、「岩手県民会館」や「盛岡市民文化ホール」では、コンサート、演劇、伝統芸能などに気軽にふれることができる。
公共施設や金融機関も身近で便利
中央通り沿いは、官公庁や銀行、オフィスなどがたち並ぶビジネスエリア。公共施設では「岩手県庁」「岩手県盛岡地区合同庁舎」「盛岡市役所」などが立地し、「盛岡市役所」では住民登録、戸籍届、印鑑登録、証明書の発行などの手続きが可能。「盛岡」駅西口にも公共施設が多数集まっており、「マリオス」には市役所の出張所の「盛岡駅西口サービスセンター」が、「アイーナ」には「岩手県立図書館」や「盛岡運転免許センター」などが入っていて利用しやすい。
金融機関では、「岩手銀行」や「北日本銀行」の本店などが中央通り沿いに集まる。映画館通りを少し入ったところにある「盛岡中央郵便局」は、休みの日も郵便窓口やゆうゆう窓口が開いていて便利だ。
駅が近く各地への移動もスムーズ
中央通りエリアから「盛岡」駅へは、北上川にかかる旭橋や開運橋を渡って徒歩でのアクセスが可能。盛岡の中心市街地を循環するバス『でんでんむし』(1乗車大人120円/子ども60円)を利用して向かうこともできる。「盛岡」駅からは、東北新幹線で「仙台」駅まで39分、「東京」駅まで2時間14分の乗車時間。「秋田」駅方面の秋田新幹線や、「新青森」駅や「新函館北斗」駅方面の東北・北海道新幹線も利用しやすく、遠方への移動もスムーズだ。県内や周辺の他都市へ行く際は、「盛岡」駅からJR在来線やIGRいわて銀河鉄道がのびているほか、「盛岡」駅前から宮古、大船渡、仙台、大館への高速バスも発着しているので、目的地合わせた交通手段を選ぶことができる。車での移動は、盛岡市道や国道4号など幹線道路が近隣を走り、東北自動車道の「盛岡南」ICも近く各地への仕事やお出かけも快適。
商業施設は今後もさらに華やかに
盛岡市の市街地エリアでは、ショッピングも華やか。「大通三丁目」の交差点から「盛岡城跡公園(岩手公園)」まで大通り沿いに続く「盛岡大通商店街」には、バラエティ豊かな専門店や飲食店が建ちならぶ。
ファッション、雑貨、グルメなどのショップが集まる「クロステラス盛岡」や、映画館や書店、食品スーパーなどを併設する大型商業施設の「MOSSビル」があるのも、「盛岡大通商店街」。4月から10月までの毎週日曜日と祝日は、11時から18時まで歩行者天国となり、車を気にせず買い物を楽しめる。また、盛岡市のショッピングで外せないのが「パルクアベニュー・カワトク」。1866(慶応2)年創業の老舗百貨店でハイファッションからデパ地下グルメまで、上質な品ぞろえが魅力となっている。
そのほか、「盛岡」駅ビルの「フェザン」や、4月から11月の毎週土曜日に「いーはとーぶアベニュー材木町」で野菜や果物、パン、地ビールなどが販売される「材木町 よ市」などもあり、ショッピングの魅力は尽きない。また、2022(令和4)年10月には「盛岡バスセンター」が開業し、2024(令和6)年4月中旬には商業施設「Nanak」跡地に複合商業施設「monaka」がオープン予定。さらに「盛岡城跡公園(岩手公園)」の芝生広場でも再開発によりカフェや服飾のショップが設置される計画があり、市街地エリアの魅力は今後もますます高まると期待されている。
子育て家族にもうれしい環境
コンパクトシティの盛岡市では、子育て・教育施設も身近に集積している。おもちゃがそろう子育て支援施設「もりおか子育て応援プラザma*mall」が大通りにあるほか、迫力あるプラネタリウムが人気の「盛岡市子ども科学館」も「盛岡」駅の西側に立地している。さらに、市街地エリアの北側は教育機関が多いアカデミックな環境で、農学部、工学部、学芸学部を擁する国立総合大学「岩手大学」、トップレベルの公立進学校「岩手県立盛岡第一高等学校」、特進コースもある私立進学校「盛岡中央高等学校 盛岡駅前キャンパス」などが校地を構えている。
休日は市内でのんびり自然散策
盛岡市の中心部は、北上川や雫石川が流れ四季の散策を楽しめる自然豊かな環境。2019(令和元)年にリニューアルした「木伏緑地」のように、Park-PFI(公募設置管理制度)と呼ばれる手法で、コーヒーショップやスイーツ店、地産地消レストラン、クラフトビール専門店など飲食店を備えた施設として生まれ変わった公園は、訪れる楽しみも大きい。
ほかにも市街地周辺には、大型の公園が多い。「盛岡城跡公園(岩手公園)」は、緑が美しく、春には桜、秋には紅葉も楽しめる公園。毎年9月には、野外音楽イベント「いしがきミュージックフェスティバル」も開催される(コロナ禍により中止の可能性もあり)。「盛岡」駅の西側にある「中央公園」は、園内に「遺跡の学び館」「岩手県立美術館」「盛岡市子ども科学館」「盛岡市先人記念館」などさまざまな文化施設を併設しており、知的好奇心を満たすことができる。市街地エリアの東には、広大な敷地に65種300頭羽の動物たちが暮らす「盛岡市動物公園ZOOMO」もある。この動物公園は現在リニューアル工事中で、2023(令和5)年4月に開園予定となっている。
医療機関も多く万一のときも安心
中央通りエリア周辺には、医療機関も充実している。内科では「澤田内科医院」や「おおひら内科・循環器科クリニック」、小児科では「吉田小児科」や「前多小児科クリニック」、さらに「西島産婦人科医院・西島こどもクリニック」もある。「岩手県立中央病院」のように高度な医療を提供する総合病院もあり、もしもの時にも安心できる。
都市機能が集積するコンパクトシティ盛岡市で快適な暮らしを実現
所在地:岩手県盛岡市
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